•  設計工学について日本語で書かれた本は数が少ないうえに,学術的すぎて難解であったりして,実用的なものはなかなか見つかりません.
  •  ここでは筆者がRDCモデルの研究を進める中で見つけた,エンジニアの皆さんにお勧めできると思った本を紹介しています。
  • 1.リスク分析工学,FTA, FMEA,PERT,田口メソッドの活用法, John X. Wang & Marvin L. Roush,丸善
  • NASAなどで活用されている確率論的リスクアセスメント(PRA)のエッセンスをきちんと押さえながらも,難解な数式を使わずにリスク適応設計の進め方を書き下ろしています.設計者必読の書としてお勧めします.
  • 2.偶然の確率 Amir D. Aczel,アーティストハウス
  • 確率について読み物的にたいへん平易に解説している本です. 確率論的な設計について学ぶときに必須となるベイズ統計学の考え方を,これ以上簡単な説明は見たことがないというくらい簡単に解説してくれています.読み物としても楽しい本です.
  • 3.工学設計 体系的アプローチ, G. Pahl & W. Beitz,培風館
  • 体系的設計プロセスについて解説している古典的名著の日本語版です.たいへん密度の濃い本ですので一気に読むのはきついのですが,何かにつけて参考になる頼りになる存在.本国では改訂版が何版か出ており,早期の日本語化が待たれます.
  • 4.品質工学計算法入門, 矢野 宏, 日本規格協会
  • タグチメソッドは計算方法論は良く知られていますが,どうしてそのような計算方法が成り立つのかについてはわかりやすく解説されている本が少ないと思います.この本はタグチメソッドの計算方法の考え方を比較的わかりやすく説明していると思います.タグチメソッドを深く知りたい方の入門書として最適です.
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